自作手銛パラライザーのエピソード
あるとき、海底をうねうね泳いでいる古代生物のようなでかーいウツボを見つけて突いて、
80cmくらいあるんじゃね?と、テンション上がって、
岩場まで寄せて、お、お、お、重い・・・。
エイッっと、引き上げた瞬間に銛先がシャフトから抜けて、
逃してしまった苦い経験がありました。
そのあと、ウツボを諦めきれず海の中を泳いで探しました(どのみち素手じゃどうしようもないw)
ウツボにさらわれてしまったパラライザーを改めて作りました。
それでは、張り切ってどうぞ。(インスタ写真ご覧ください。)
二股パラライザーの作り方(DIY)
銛先の素材はピアノ線(径5mm)
グラインダーでピアノ線を削って銛先を作る
DIYで鉄鋼素材を切断・研磨するなら、
グラインダーは必須アイテム。
お手頃のRYOBI製を使ってます。
鉄鋼材を切断・研磨加工するときは、
素材に適した砥石を選ぶこと。
切断用砥石
研磨用砥石
荒削り用と仕上げ用に番手を2種類用意しておくと良い。
手銛シャフトはカーボンゴルフクラブを継ぐ
ゴルフクラブのヘッド(先端)をグラインダーで切り落として、
径の大きい持ち手側の穴に、
径の細い先端側を挿しこんで継いでいく。
3m弱の長さまで継ぎましたよ。
手銛と銛先のジョイントはボルト・ナットを使う
ゴルフシャフトにアンカーボルトを固定して、銛先のジョイント機能を持たせました。
アンカーボルトがゴルフシャフトにぴったり(きつめに)納まるように、
グラインダーで削りながら調整します。
エポキシ樹脂系の接着剤で固定する
エポキシ樹脂系の接着剤は、コニシがいいです。(ウツボに一つ持ってかれたけどw)
自作手銛で使った材料・部品など
細かい材料等は、
第一号を作った記事に書いてあります。
パラライザーのいいところ(メリット)
岩にガンガンぶつけてしまって欠けたり、錆びたりしても、
グラインダーで削り直せば、何度でも切れ味?が復活するとこ。
デメリットは、返しが無いので、刺さり方が浅いと抜けちゃうんだよなー。。
突果(二股パラライザー使用)
なかなか魚突きは上達しませんが、
ぼちぼち潜っております。
メジナは人気ですが、タカノハダイは獲っても誰も褒めてくれませんけどー。(誰でも獲れる。)
タカノハダイは、小麦粉まぶしてムニエル風にするとよいです。
身崩れしないしっかりした白身で、ローズマリーをまぶしたりして、洋風料理に合ってます。
穴突きするのにライトを持っていった方がいいかもなー。
40cmクラスのメジナは嬉しい。
追記:メジナではなく、ミナミイスズミですm(_ _)m
いやいや、この魚はミナミイスズミだよ!
うぅ、間違ってごめんなさい。。
アジアコショウダイ、ほとんど見かけず。。
脂がノリまくりで、好みが分かれるみたいだけど、美味しいです。