ロープと脚立とチェーンソーで杉林を伐採する
お友達に頼まれて、敷地に生えている杉林を伐採しました。
まずは、ウォーミングアップに、枝が横に伸びている広葉樹を伐りましょう。
周りは杉林で、どこに倒しても掛かり木になるような・・・。
シングルロープを素早く登れるクライミングギア
ロープで木登りをしてみたくて、準備していたアッセンダー(登高器)を取り出します。
![めじなくん](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/mejina_left.jpg?w=1256&ssl=1)
木登りして遊びたいだけなんじゃないの?
アッセンダー(登高器)があればシングルロープを素早く登れる
手で持つハンドアッセンダー
ロープに持ち手付いた登高器、
ハンドアッセンダーを取り付けます。
ロープ上方向には滑らかにスライドしますが、
下方向には爪がストッパーになって下がりません。
右手用と左手用があり、ロープに取り付ける向きが変わります。
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
なんだけど、利き手で握る方が登りやすい。
ロープを使って登るには、
足の力で身体を持ち上げていかないと、
手の力だけでは登れない。
右手用ハンドアッセンダー
左手用ハンドアッセンダー
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
家の外壁作業(高所作業)にも使えて、活躍してます。
足に取り付けるフットアッセンダー
フットアッセンダーも右足用と左足用があります。
手と足のアッセンダーを使えば、
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
垂直に垂らしたロープを登ることが出来る!!!感動!!!
垂直に垂らしたロープを登る場合の注意点
木に這わせたロープを登るときは、
身体を木で支えられるので
相当速く登れますが、
右足用フットアッセンダー
左足用フットアッセンダー
フットアッセンダーは、ペツルのブランドで選ぶのが間違いない。
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
怪我や命に関わるので、クライミングギアの類似品、粗悪品を使うのはおすすめできない。。
アッセンダーを使う場合は、認証規格の通ったスタティックロープを使う
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
ロープ、クライミングギアのことを書いています。
![](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2018/09/high_places_work_helpful_tool.jpg?resize=120%2C90&ssl=1)
杉を伐る、高所伐採は危ない
ハシゴに乗って、杉の木を地上5メートルくらいで、切り落とす。
何本か伐ったけれど、なかなかなれずに怖い。。
クライアント様の要望なので、頑張りました(タダ働きですヨ)
木の上からの景色
杉の木のてっぺんは、とても爽快で気持ちいいです。
枝が折れないとわかっていても、高いところは、怖くなるんだよねえ。
降りるときは懸垂下降でするすると。
木から懸垂下降で降りる方法について
![](https://i0.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2018/05/tadaima-20170526-IMG_20170526_175544-2.jpg?resize=120%2C90&ssl=1)
掛かり木しないように滑車で向きを変えて伐木する
木々が密集した杉林を伐ると、
枝や葉が引っかかって倒れないことがあります。
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
掛かり木と呼ばれます。
掛かり木にならないように、
障害物の無い方向に、ワイヤーで木を引っ張って倒す。
真っ直ぐ引っ張れればいいですが、
途中に障害物があるときは、
ワイヤーの向きを変える必要があります。
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
向きを変えずに引っ張ると、
自分の方に向かって倒れてくることなるので、危険です。。
ワイヤーの向きを変えるのに、
滑車が一つあると役に立つ。
ワイヤーの変わりにロープで引く場合は、
プーリーやカラビナで向きを変えればいいですが、
ロープをチルホールなどの強い力で引くと、
ロープが切れたり、ロープの結び目が解けなくなったりしますので、注意。。
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
ワイヤー、滑車、林業道具のことは、
こちらに詳しく書いています。
![](https://i2.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2018/05/tadaima-20170312-IMG_20170312_225812_898.jpg?resize=72%2C90&ssl=1)
ロープで木登り・ツリークライミングするのにおすすめの本(入門者向け)
ツリークライミングするなら、DdRT(Doubled Rope Technique)を学ぼう
アッセンダー・ディセンダーは、主にシングルロープ用の道具
アッセンダー・ディセンダーなどのクライミング器具は、
主にシングルロープ(1本垂らしたロープ)で使うように設計されています。
ダブルロープテクニック(DdRT)では、ロープとハーネスだけで登り降りできる
ダブルロープテクニックと呼ばれるツリークライミング技術は、
樹上のアンカーに輪状(リング状)にロープを垂らして、
2本のロープを使って登り降りします。
シングルロープでは、器具を使って登り降りしますが、
ダブルロープを使った場合は、
身体を支えるハーネスとロープ以外に特殊な器具を使わずに登り降りします。
DdRTで使うロープの種類はダイナミックロープ
木登り・クライミングで使うロープは、
滑落したときにロープが伸びて身体への衝撃を減らすために、
伸び率の大きいダイナミックロープを使います。
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
ロープの認証規格の種類のことを書いています。
![](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/03/セルフブレーキ下降器.001.jpeg?resize=120%2C90&ssl=1)
高い樹上に地上からロープを設置する方法はどうするの?
ロープを直接木に架けるとロープが痛んでしまうので、
まずは、ロープセーバー、リングセーバーと呼ばれる、
リングが2つ付いた短いロープを樹上にかけてアンカーにします。
次に、2つのリングに地上からロープを通してダブルロープとして設置します。
![おさかな](https://i1.wp.com/tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg?w=1256&ssl=1)
木の上の2つのリングに地上からどうやってロープを通すの???
疑問をわかりやすい図解で説明してくれています。
この本では、ダブルロープテクニックで使う道具とロープの結び方について理解出来て、
実際に木登りを始められるだけの情報が書かれています。
ツリークライミングに興味がある人におすすめ。