太陽光発電システムを自作する
非常時の停電に影響されない暮らし
非常用の電源設備が必須です。
ミニマル構成、なるべくお金をかけずに作る
安価に買える材料を集めました。
太陽光発電システム自作する、必要な材料一覧
誰でも作れるように、
細かい部品までまとめています。
ソーラーパネル100W 12Vシステム用
性能は似たり寄ったり。
- 最大出力:100W
- 最大システム電圧:600V DC(UL)
- 最適動作電圧(Vmp):18.9V
- 最適動作電流(Imp):5.29A
- 開放回路電圧(VOC):22.5V
- 短絡電流(Isc):5.75A
- 重量:7.5kg
直列接続で電圧2倍、並列接続で電流2倍になる
- ソーラーパネル2枚を直列接続する→24Vシステム(電圧が2倍になる)
- ソーラーパネル2枚を並列接続する→12Vシステム(電流が2倍流れる)
チャージコントローラー
過充電、過電流の防止、
バッテリーの保護等、
電流の流れを制御します。
個人のDIY用であれば十分に使えて、何よりも安さが魅力的。。
メンテナンスフリーのバッテリー(蓄電池)
バッテリー選びは悩ましい。
2年使って消耗してきましたが、
まだまだ使っています。
ちょっとした家電(200W)程度なら、
市販のバッテリーで十分使えます。
ACデルコの12V×105ahのバッテリー
ACデルコ専用充電器
定期的に満充電にするのがバッテリーを長持ちさせるコツ。
性能・価格のバランスでAD-2002が良い。
AD-2001ではパワー不足、上位機種はお高いです・・・。
DC/ACインバーター 12V用
使用する家電の消費電力でインバータを選びます。
太陽光発電システムで貯められる電力は、
バッテリー次第。
小さな簡易的なバッテリー一つでは、
使える電力はささやかなものです・・・。
ACデルコのバッテリー1つでは、
バッテリーのフル容量の半分まで使えたとしても、
600Wの家電を1時間使ったら、
その日はバッテリー不足で使えない計算になります。
値段と消費電力のバランスで選ぶなら大橋産業(BAL)のインバータ
高品質インバータなら未来舎のインバータ
未来舎のインバータは、どんな電化製品でも使える正弦波インバータ。
DC/ACインバータは、未来舎の製品を買っておけば間違いない。
逆接接続して故障させてしまったときも、メーカーサポートがとても親切丁寧でした。
高いんだから壊すなよ・・・。
車用のシガーソケットインバーターでも可
安価なシガーソケットのインバータでも、
パソコン・スマホ充電、照明器具、調理器具のミキサーなどは、
300W未満で十分使えます。
バッテリー接続ケーブルが付いているので、
車用からも、バッテリーからも電源を取れます。
シガーソケットを切り落として、ワニ口クリップを付けていたのが懐かしい・・・
ソーラー充電システムで使う電線の種類
電線の種類ごとに許容電流が違うので、
パネルの規模から電流を計算して、
電線の太さを決めます。
ソーラーシステムで使う電線種類・用途の使い分け
- ソーラーパネルのケーブル(野外) → H-CVケーブル
- ソーラーパネル、チャージコントローラー間(室内) → CVケーブル
- バッテリー、インバータ間 → CVケーブル
宅内配線はVVFケーブルでも良いけれど
軽くて扱いやすい。
赤黒コードが1つにまとまっているので、配線しやすいです。
バッテリーから直接12Vを取るのにも使いやすい。
ダブルコード電線の接続にギボシ端子があると便利
電源のプラス・マイナスをまとめて接続するのにカプラー(2極)を使う
ショートさせない安全対策!
バッテリーのプラスと、インバータ間に、ヒューズを必ず入れる
丸型圧着端子、電線の太さ、ネジ穴径に合うサイズを選ぶ
R2(直径2mm)-3.5(M3.5ネジ)のサイズを使っている
ギボシ端子類をカシメる電光ペンチ
オフグリッドライフで電気が楽しくなる
電気器具を繋いだら、
スイッチオン!
バッテリー、チャージコントローラー、ソーラーパネルの接続順序
- 1. バッテリーとチャージコントローラーを繋ぐ
- 2. チャージコントローラーとソーラーパネルを繋ぐ
- 3. バッテリーとインバーターを繋ぐ
本格的に住宅用太陽光発電を検討しているなら
DIYであれば、
低電圧(12V〜48V)で太陽光充電システムを構成するのがコストが安くて、
個人で使う非常用電源としては素晴らしいですが、
冷蔵庫・エアコンなどの消費電力の掛かる家電を24時間使うとなると、
容量の少ない蓄電池では現実的に厳しいです。
普通の暮らし(家電を使い)をして、
電力節約を考えているなら、