中間フロートシステムとは?
手銛とメインフロート(浮き)の間に入れる簡易フロート
別に無くてもいいんじゃ無いの???
中間フロートを使う理由、メリット
中間フロートがあるとフロートラインの絡まり防止になる
メインのフロートだけだと、
細いフロートラインが、体の近くで絡まりやすい。
フィンに絡みついてきて、ストレスになる・・・。
中間フロートを入れておくと、手銛から一定の距離はラインが浮き上がるので、
フロートラインの絡まりを防げます。
獲った魚を体から離してぶら下げておける
獲った魚を腰にぶらさげておくと、
動きにくのと、引っかかったり、
ヒレが刺さる可能性があって危ない。
サメが来ても獲物が体から離れていたら、多少は安心・・・。
手銛を離しても(落としても)拾いやすい
フロートがないと手銛を持ってかれちゃう不安がある!
(大きいの突けませんけど・・・。)
中間フロートラインシステムの作り方(DIY)
中間フロートラインシステム(自作1号)
そのへんにあるもので作る
樹脂製のカラビナのフックが外れてしまった。
中間フロートラインシステム(自作2号)完成図
中間フロートラインシステムを作るのに、必要な材料
草刈り用のナイロンコード(丸型)
3.0mmの方が丈夫!
ナイロンコードの末端処理用の留め具(アルミスリーブ)
スリーブにナイロンコードを通して、
輪っかを作って、スリーブを潰してカシメます。
中間フロート(ペットボトルなどで代用可)
簡易的な浮きなので、なんでもいいです。
中間フロートには500mlのペットボトルを使っています。
10mも潜るとペシャンコになって、浮力も弱まるので、
1Lのペットボトル(500ml×2)でも可。
ペットボトルの首にロープを巻き付けて固定しています。
ロープワークの本は、パラパラ読んでるだけでも楽しいので、
1冊は手元にあると良いですよ。信頼している山と溪谷社!
連結用のロープ(パラコード4mmを使用)
手銛、中間フロート、その他の道具類をロープで結ぶのに、
安価なパラコード(パラシュートコード)の太さ4mmを使っています。
パラコードではなく、そこそこ強度のあるポリエステルロープだと思えば問題なく使えます。
何と言っても安い!安いは正義!
ブランチハンガー(マグロフック)
手銛と中間フロート、メインフロートの接続に使います。
付け外しのために使うので、
ロープで結んでおくだけでもOKです。
くるくる回ってねじれを解消出来るので、
ねじれ方向の力が加わっても外れにくい。
ロックの無い留め具は外れる前提で利用する
付け外しをするなら、ブランチハンガーがあると便利ですが、
金具を引っ掛けているだけなので、
外れる可能性がゼロではないです。
中間フロートラインを通すホース
フロートラインそのままでは足に絡まりやすいので、
ホースに通して径を大きくすると、
ロープの絡まりを軽減できます。
ナイロンコード2.4mmに対して、
内径8mmのホースを使ってちょうどいい具合です。
内径6mmのホースを使って、
3mの長さを通すのに1時間掛かった・・・。
ホースを振りながら挿れていくと入っていきやすい。
1m区切りにして通せばよかった。。
材料を組み合わせて、中間フロートラインシステムを作る
- ナイロンコードをホースに通す
- コードの末端にブランチハンガーを通しておく
- コードの末端をアルミスリーブでリング状に留める(カナツチで潰してカシメる)
- 末端のブランチハンガーと中間フロート類を固定する
- もう一方のブランチハンガーは、手銛に固定する
1本引き手銛ゴムの持ち手も自作する(DIY)
持ち手を作るのに、必要な材料は手頃なロープ
持ち手の作り方と固定の仕方
- ①持ち手スリング:持ち手用ロープをダブルフィッシャーマンズノットで結んで、スリング状にする。
- ②連結用スリング:細めのナイロンロープでスリングを作る。
- ①と②を連結する(ひばり結び)
- ②と引きゴムを連結する(ひばり結び)
ゴムを引いてそのままレストタブ金具(オス)に引っ掛けられるのがよい。
ひばり結びのやり方は、
こちらの記事を読んでみてください。
手銛のレストタブ・金具は、極力突起を無くして、安全に作る
追記:2019.8
以前は、手銛に持ち手(メス)を引っ掛けられる金具(オス)を付けておいて、
レストタブの仕掛けとしていましたが、
今(2019シーズン)は、
持ち手の手のひらあたりに、引っ掛ける金具(オス)を付けて、
手銛に、細いロープ(2mmのアクセサリーコード)を巻き付けてレストタブ(メス)にしています。
編み込んで巻き付けると、
接着剤を使わずに、摩擦で止められるのでおすすめ。
強度のあるダイニーマラインを使っても良いです。
試行錯誤で、日々、精進・・・。
ブランド品を買うのが間違いないです。
(いつも、安いの買って失敗してる人・・・。)