木こりさん二日目。
長梯子を掛ける。
6メートルは余裕で行ける素晴らしい梯子。
命掛かってます。
経験と慣れがないから、全く身体が動きませんんん。。。
木登りは裸足がいいです。
手鋸で枝打ち(を、ただ見ているだけのわたし)
足でゆさゆさと揺らして枝を切り離す。
(空師ってこんなことするの?!)
枝が降ってきます。
巨大な物体が目の前を通り過ぎるだけで、怖い。
残された空間に青空が広がる。
低いところの枝をチェーンソーで切り落とす。
間伐で大変なのは、落ちた枝葉の後片付け。
枝葉は山にして、薪に使えそうなものは選別する。
シイノキとクスノキ。
クスノキの樟脳の香りはめちゃくちゃいい香り。
自然の香りに癒される。
とある日の会話
「杉のお香の匂いって、鉄鍋を杉板の上に置いたときの焦げた匂いじゃねーか。こんなのが売り物なの?!」
(自然の暮らしでは当たり前のことが、都会では手に入らないんだよねぇ。杉葉の焼ける香りもいい香りです)
真ん中が赤っぽくて周りは白い木目が、一般的なクスノキの木目みたい。
枝葉を落とした後は、ロープで引っ張って、根本から切り倒す。
バッサリと。
すっきりしました。
森に光を。
未経験にはガッツを。
打開には破壊を。
希望より野望を。
残った2本はクスノキ。
安定している人工物の上にいるよりも、
不安定だと思われる自然の木の上の方が、実はどっしりと安定している。
幹のしなりに身を委ねていれば、何も心配することなくて、ものすごく気持ちがいい!!!
海と同じでゆらゆらと、自然のハンモック。