杉林を切り拓く
チェーンソーで伐採・伐木
今から一年前、敷地の杉の木を手当たり次第倒してました。
倒したい方向にロープで引っ張って、
荷重を掛けて倒します。
ノーブランド品のロープを使っていますが、
信頼性が必要な作業では、ワイヤーを使った方が安心。
伐採に使う道具たち
ロープスリング
倍力システム
倍力システムという、動滑車の原理で杉を引っ張っています。
滑車の組み合わせで、2倍以上の力を掛けられるけれど、
ロープの長さや、カラビナ、プーリーが必要になるのと、
準備に時間が掛かります。
強い荷重を掛けるときは、ガッチャ(荷締機)がお手軽でいいです。
レバーブロック、レバーホイストとも呼ばれている。
吊り上げ作業するときは、チェーンブロックがおすすめです。
揚程(引ける距離)が1メートルそこそこで短いけど、
掛かり木外しにちょうどいい。
レバーホイスト(ガッチャ)
滑車(プーリー)
カラビナ
ロープ
伐採に使う程度なら、安いロープでもいいけれど、
ツリークライミングや樹上作業することを考えているなら、
標準規格を取得しているロープを使いたい。
いい道具を買って、大切に使おう。安いものを買うと雑に扱ってしまう。。
伐採のポイント
1本ずつ丁寧に
伐採作業は、一気に倒さないで、
1本1本、枝打ちして、丁寧に片付けながら伐採しましょう。
積み重ねてしまうと、後の片付けが大変です・・・。
大きな杉を伐採する
御神木のような杉の大木をチェーンソーで伐る。
初代チェーンソーは、リョービの安い初心者用のチェーンソー。
こんな小さなチェーンソーでもそれなりに大活躍しました(今もサブ機として使ってます)が、
何事も値段相応の性能で、
2台目のゼノアのチェーンソーと比較すると、全然能力が違うから!!!
と、大声で過去の自分に伝えたい。
ずっと使っていくのなら、
良い物(最低5万円以上)を買った方がいいです。
いいやつ買っといて損はしない!
実用重視!チェーンソーおすすめメーカーブランドについて
チェンソーの性能以上に目立て(刃研ぎ)が重要
使っている歴代チェーンソー
リョービの初代チェーンソーは壊れて・・・しまった・・・。
軽くて扱いやすくて好きだったんだけどーーー。
2台目チェーンソーはゼノアを使ってます。
すごいパワフルで気持ちよく切れる。
少し重く感じるんだよなあ・・・。
4kgは一般的なチェーンソーの重さだよ?!
重いものを人力で動かす方法
長い距離を動かしたいときは、チルホールがいいです。
ワイヤーが20mあるので、人力でも結構移動出来て、
ちょっとした掛かり木は、十分外せます。
プロの林業している人の道具と比べたらおもちゃみたいな物ですが、
一番役に立っています。
杉の木を倒すとき、
木にワイヤーをセットするのが面倒だなあと思うけれど、
一つ一つ丁寧に時間をかけて、確実に狙った方向に倒した方が、
結果として、早く終わります。
チルホール
草刈機、チェーンソーにも資格がある。
草刈り機とチェーンソーの特別教育の資格(だれでもとれる)を取ったので、お仕事ください〜。
仕事をするのは、道具です。道具が仕事をする。
人がいなければ始まらないけどね。