チェーンソーは目立て（刃研ぎ）の状態が超重要
田舎暮らし？原始的暮らし？を始めて、
チェーンソーは欠かすことが出来ない物になっています。
目立ては苦労して身につけました・・・。
目立てが上手に出来ていないと仕事にならない
使い始めの頃は、
チェーンソーの刃の目立ての要領がわかっていなくて、
散々苦労しました。
目立てしても、切れ味が戻るどころか、
左右どちらかに曲がって切れるようになったり、
研ぎすぎて、
すぐにチェーンがすり減ってしまったり。
どれだけ高価なチェーンソーを買っても、目立てが下手だと仕事になりません。
チェーンソーで雑木林を切り拓く
竹林と雑木と杉林を、
チェーンソー一つで切り拓いています。
とにかく、手当たり次第に、伐ってますねー。
乱雑に伐採すると、後片付けに苦労します。
チェーンソーの目立て方法・アドバイス
目立てのコツで、人から言われたこと。
- 「目立てヤスリを、ちょっと手前に下げて研ぐといいよ。」
- 「力を入れすぎないで、最初は軽く動かして、真っ直ぐ研ぐ動作を作るといいよ。」
- 「目立てヤスリ消耗してるんじゃない？新しいのに変えるといいかも。」
- 「デプスゲージちゃんと落としてる？結構変わるよ。」
- 「研ぐ回数を決めておくといいよ。」
いろいろ、言われましたが、
最初は右も左もわからず・・・。
チェーンソーの目立てのポイント
1. 切れ味の良い形（新品の状態）を覚えておく。
一番重要なこと。新品の状態の写真を撮っておくとよい。
新品の刃の形になるように修正していけば、
研ぎ味は必ず復活します。
チェーンソー刃の形状、NGポイント
まず、よく観察することから。
2. 研ぐ動作（身体動作）を安定させる。
形を整えるために必要なことは、安定した動作が大切。
均一の力で、均一の速さで、左右バランスよく研ぐこと。
焦って、闇雲に研がないこと。
心を落ち着かせることから始めるといいです。
あとは、経験（慣れ）で上達していきます。
3. 新品の目立てヤスリを使う。
意外とハマったのが、
古いヤスリを使っていて、
いくら研いでも切れ味が良くならなかったこと。
新品の目立てヤスリに交換したら、
見違えるほど切れ味が良くなりました。
摩耗したヤスリは交換しよう。
チェーンソーの目立てに必要な道具
丸ヤスリでチェーンソー刃を研ぐ
丸ヤスリとヤスリホルダー。
ヤスリホルダーは、丸ヤスリに取り付ける簡易的な目立てガイド。
ヤスリホルダーに印字されている角度に合わせて、刃を研ぎます。
平ヤスリでデプスを落とす
デプスゲージは必須。
チェーン刃だけ研いでいると、
切り込み量を調整している刃（デプス）が浮き上がって来て、
刃の食い込みが悪くなって来ます。
デプスゲージ（深さ寸法を測る）を当てて、
平ヤスリで余分なデプスを落とします。
チェンソーを固定する治具
目立て時にチェーンソーを固定する治具。
研ぐ際に、チェーン刃がブレないように挟み込みます。
ハスクバーナの目立てガイドは圧倒的に使いやすい
ハスクバーナの目立てゲージが圧倒的に良い。
刃のガイドバーに引っ掛けて乗せて、
目立てヤスリをローラーの上を滑らせて研ぎます。
目立てヤスリに装着する簡易的な目立てガイドは、
研ぐ人の技能に左右されやすい（研ぐ時にブレやすい）ですが、
ハスクバーナのガイドは、ローラーの上を滑らせるので、
動きが制約されて、角度を揃えて研げるようになる。
ソーチェーンの種類、ピッチが適合するなら、
使わないなんて有り得ないくらい良い製品。
目立てヤスリは定期的に新品に替えること
刃物は消耗品なので、常に予備を準備しておく。
ケチケチ長く使ってもいいこと無い。
刃の切れ味が良くなったら、丸太の縦挽きも出来る！
伐採で使っている便利な道具紹介。
