センダンの木を伐る。
高所伐採/特殊伐採
地上5メートルの作業
敷地に生えていたセンダンの大木を伐る。
地上5メートルって結構怖いです。
ハーネス着けて、ロープで確保して落ちないようにしてから、
直径50cmほどの枝をバッサリ。
高所伐採は逃げ場がないのでめちゃ怖いですよー。
懸垂下降に必要な装備
ハーネスとロープで体を吊って、支える
使っているハーネスは、ブラックダイアモンドの軽量のハーネス。
ビレイループも無くて、必要最低限の機能の沢登り用のハーネスを使っています。
懸垂下降で降りる体勢によっては、
食い込んで痛いときもあるけど、必要十分。
ハーネスの種類
用途ごとにハーネスの種類があります。
- クライミング用
- アルパイン用
- 沢登り
- 雪山用
短距離のアタック用に軽量化されていたり、
レスキュー用のフルボディハーネスだったり、
ブランドごとに商品が果てしなくある・・・。
登山用ハーネス
林業従事者用、ロープアクセスに特化したハーネス
プロの林業従事者、
特殊伐採作業をしている人は、
ペツルのセコイア一択だろうか。
ヤフオクで4〜5万円で売っているのを見かけます。
それにしても、登山用品って高い。。
安全帯
高所作業時の安全確保の道具は、
ロープとハーネスの他には、
安全帯があります。
電気屋さんが電柱に登って作業するときに使ったりします。
カラビナでハーネスとロープを繋ぐ
安全環付きカラビナ
ハーネスに固定するカラビナは、必ず、安全環付きカラビナを使います。
カラビナのロックの種類
- 手動で回して開閉するスクリューロック(手動ロック)
- ツイストロック(回して、開く)
- ボールロック(ボールを押して、開く)
- トライアクトロック(押して、回して、開く)
個人的にはDMMのカラビナが好きだけど、好きなブランドを使えばよい。
ロープアクセスの作業、荷揚げ、荷下ろしなどで使うなら、
大開口のカラビナだと使いやすい。
山で縦走する用途でないので、
大きさ・重さよりも機能性で選んだ方が良いです。
DMMのカラビナ素材は、超ジュラルミンでカッコいい(自己満)
手動でロックしたいとき(オートロックしたくないとき)は、スクリューゲートのカラビナを使う。
3アクションロックのカラビナ、ペツル のオーケートライアクトロック
下降器(ディセンダー)でロープ制動を行い懸垂下降する
ハーネスに装着した安全環付きカラビナに下降器(ディセンダー)を付けて、懸垂下降します。
エイト環とATC、両方使えるようになっておくと良い。
エイト環
ATC
ロープスリング
エイト環の落下防止のバックアップや、
セルフビレイ用に、ロープスリング、テープスリングがあると役に立ちます。
セルフブレーキ機能付きディセンダー
下降器の原点のエイト環から、派生した多くの道具が作りさだれていて、
欲しい道具がたくさんあります。
高所で止まって作業したり、レスキューしたり、
ビルの窓拭きをするわけでもないので、
余計な物は買ってはいけない。我慢我慢。。。
ビレイデバイスのグリグリも何度買おうと思ったことか。
認証規格について
カラビナは、認証マーク(CE、UIAA)の記載されているものを使うこと
- CEマークは、EU加盟国で共通の認証規格
- UIAAマークは、国際山岳連盟の認証規格
登山ショップで購入すれば、まず間違いないですが、
Amazonで売られている中国製品と思われる安いカラビナは、
CEマークがあっても信用しちゃダメですよ!
アーボリカルチャー作業の「ANSI」規格、「Z133」
「ANSI」規格の「Z133」で、
アーボリカルチャーの作業や器材全般について定義されています。
アーボリスト作業では、
3アクションロックのカラビナを使うことが義務付けられている。
命が掛かっているので、2アクションロックではアウトです。。
木の上から見る景色
お仕事で松の木の伐採をしたときの投稿。
高所作業のいいところは、爽快感があって高いところから見る景色は最高。
木登りしたいだけかもしれない。
登高器(アッセンダー)
チェーンソーを荷揚げするのに、アッセンダーを使う。
写真では、ロープやスリングやカラビナがごちゃごちゃしています。。
道具や装備は、必要最低限にするのが望ましくて、
使わない物や、必要以上に物を持ち過ぎていると、
トラブルの原因になります。
アッセンダー
CAMPのアッセンダーを持っているんだけど、
最近は、中国製のブランド?のクライミングギアの模倣品が安く出回っています。