ウッドデッキを作る前に知っておいて欲しいこと
田舎暮らしはウッドデッキのある暮らしに憧れる?
田舎に移住してリタイア暮らししている人の家に遊びにいくと、
ウッドデッキのあるお宅率が高いです。
自然豊かな環境は外にたくさんあるのだから、
わざわざ家のそばに野外スペースを作らなくてもいいんです。
平面で歩きやすいこと。
洗濯物が干しやすいことかなー。
天然木材のウッドデッキは維持費が掛かる
自然素材の木は腐食する。
広葉樹のハードウッド素材ならば、
寿命は長いだろうけれど、
針葉樹の柔らかい木材(ソフトウッド)では、
あっという間に朽ちていく。
雨風に晒される環境でノーメンテナンスでは、
5年でボロボロになってしまうのでは?!
ウッドデッキは木材防腐・保護のための塗装コストが掛かる
DIYで腐食したウッドデッキを補修する
ウッドデッキを作りたくなるのが人間というもの・・・。
御用聞きの何でも屋さんとして、
ウッドデッキの補修をしましたよ。
ウッドデッキのネジを外して板を交換する
木材を止めているネジをドライバーで外します。
インパクトドライバーが無かったけれど、
安い電動ドライバー(RYOBI)でもいい仕事をしてくれました。
RYOBIの電動ドリルドライバー
使った電動ドリルのトルクは、最大トルク:6.4N・m
簡単なDIYには安くておすすめだけど、
これから本格的に使っていくなら、18Vインパクトを買おう!
サビ・ナメてしまってドライバーで外せないビスを外す方法
ビスが錆びている場合は、
KURE 5-56などの防塵潤滑油を使うと外しやすい。
ネジ頭が掴めるなら、ネジザウルスが効果的
普通のペンチのようだけど、
掴んだときの滑らない力が全然違います。
恐竜ちゃんに何度救われたことか・・・。
一つ持っておいて絶対に損はしない。
ビスがナメてしまったときは、ネジ外しビット
ネジ頭がナメて効かなくなっている場合は、
なめたネジはずしビットを使います。
ビスが短いときは効果的だけど、
摩擦抵抗が強い長いビスは厳しい・・・。
最後の頼みの綱として使っています。
外せるときは半々くらいかな〜。
木材は、切り口の断面、木口(こぐち)から腐食していく
ウッドデッキ材を外していくと、
スカスカでボロボロと崩れ去っていく。
菌に侵食されているのか、
切っても切っても、
木の内部がじめっとしている・・・。
木と木の隙間から水が染み込んで、
土台のタルキまで腐食が進んでいました。
ウッドデッキの寿命を伸ばすためにした方がいいこと
- 木々の継ぎ目の隙間をコーキング材で防ぐ
- 水は重力で下に流れるので、水が抜ける隙間を開けておくこと
- 雨風に晒される環境にウッドデッキを作らない(屋根を付ける)
腐食した部分を切り捨てて、継ぎ接ぎしてデッキを張り替える
デッキ材を切り張りして、
パズルのように並び替えて、
ウッドデッキを張り直す。
綺麗になったのかよくわからないぞ・・・w
残りの作業は、木材防腐塗装をして、
防風ネットで雪対策をする予定。
ウッドデッキを作るなら、樹脂製デッキを検討したい
樹脂製のウッドデッキ材はたくさんある。
見た目の雰囲気や風合いは、
自然素材の木材にはどうしても劣る。
それでも、
腐食して朽ちない樹脂は魅力的。
床材だけでなく、
目に見えにくい構造の柱や根太も朽ちていく。
樹脂製のビール瓶入れなんかにするのがいいと思うんだよなあ。
ウッドデッキ補修材
ちょっとした木材の欠け程度を埋めるならいいけれど、
たくさん使うなら割高になってしまう。
ウッドデッキは本当に必要なのか
ウッドデッキを作るなら、
せめて屋根付きの東屋にしたい。
デッキの床スペースを増やすよりも、
屋根スペースを増やした方が、
雨の日の作業スペースになる。
それ以上に、
デッキを作る費用で屋根と壁を張って、
小屋にしておいた方が、
使い勝手も寿命も伸びる。